裁量トレードするときは、指標発表時は極力トレードはしません。指標発表時になぜ、トレードを控えるのか?というと指標発表の時は、スプレッドが拡がりトレードに不利になるからです。
今回、話を聞いてきたシステムは、指標発表時に拡がるスプレッドを利用した。アービトラージで稼ぐシステムの話です。
指標発表時のスプレッドの差をとる
指標発表は、相場がよく動くことが多いです。どういう時に大きく動くのかというと指標発表で発表された内容がマーケットの参加者の予想と違った場合に大きく動きます。
価格が大きく動く可能性があるとわかっているので、FX会社はあらかじめスプレッドを広げておきます。
このスプレッドの幅というのは、各FX会社により様々なので、その差分をとるという方法で安全に利益を上げる方法です。
アービトラージとは?
アービトラージというのはサヤ取りの事です。サヤとは何かというと、同じように動く2つの価格の差の事です。
この価格の差は常に一定かというとそうではなく広がったり狭くなったりします。
2つのFX会社のスプレッドというのは、通常のときは、それほど大きくは変わりません。それが指標発表の時は、
平常時のスプレッドはどこの会社も似たようなものです。
A会社のスプレッド:2pips
B会社のスプレッド:1pips
この場合だと、平常時は差は1pipsですが
指標発表時のスプレッドがこのようになっていた場合
A会社のスプレッド:38pips
B会社のスプレッド:28pips
指標発表時には、差は10pipsになっています。
ですから、9pipsに拡がっているわけです。
この状態で両建てのポジションを持つんです。
両建てだから為替の価格変動のリスクはありません。
さやだけを抜くわけです。
差が拡がっている状態は、一時的なもので差は必ず平常時くらいにもどるので、
差が縮まる方向にポジションを持つことでスプレッド差を抜くのです。
勝率100%になるのは意味がわかります。
この投資案件の評価のポイント
利益率がかなり良いらしい
ここでは訳あって書けませんが、びっくりする成績です。
本当、、、「怪しすぎるわー」というくらい良いんですよね。
まぁ、勝率100%で両建てなので、レバレッジを
フルにかけてるんだろうなというのはわかりますので意味はわかるのですが、、
検証していくので結果みてください。
投資資金が比較的少なくてもできる
最小資金が1500ドル(15万円前後)と比較的少資金でできるというのは、良いです。
ハイリスクハイリターンの案件ですから最悪投資したお金が戻ってこない可能性もあるからです。
リスクとリターンの考え方についてはこちらの記事をお読みください。
取引はちゃんとやっているか?
今回のこの案件は、MAM口座での運用のようです。
MAMの利点は取り引きの内容をリアルタイムで見ることができる事です。
自分の口座なので出金は問題なさそう?
MAMの場合は、自分がFX会社に口座を開設して、そこに資金をいれて取り引きをしますので、
出金が出来ないというような、トラブルが比較的少ないはずなのです。
考えられるリスク
考えられるリスクは、
ひとつめは、システムトラブルです。
自動売買の仕組みなのでシステムトラブルにより、損失になることは無いとは言えませんね。
ふたつめは、この取引自体がどこまで続けれられるのか?という運営している会社のリスクです。
この手のアービトラージは、スプレッドの広がった差が元の差に戻ることを利用して利益を上げる方法なので、
ほぼ確実に利益が出るのはわかるのですが、FX会社からとりひきを止められるというリスクがあるんですよね。
おそらくは、どこかのタイミングで初期のスタート資金をもっと大きな金額からのスタートにしてくるでしょうね。
まとめ
指標発表時のアービトラージシステムの説明を聞き勝てる仕組みはわかったので早速このシステムを試してみることにしました。
リターンが高いので1〜2ヶ月で預け入れた元本は回収できそうだからです。
プラス、初期資金が少ないので最悪すべてなくなったとしても、諦めがつく額だからです。
元本回収したら速攻出金して、そのあとはリスクなしにして放置するという投資の常套手段ですね。
15万くらいならトレードの損切りで普通にありますからね。
というわけで、指標発表アービトラージシステムでの運用を開始してみます!
まぁ、スプレッドのサヤ取りなので、勝率100%になる理由はわかるのである程度は期待できるでしょう。